税務まめ知識
一生付き合える税理士さんの見極め方
税理士とはそもそも何ですか?
税理士とは他人の税務申告書の作成を初めとする税務代理を行うことができる日本で唯一の国家資格です。(無資格者は有償無償を問わず他人の税務代理を行うことができません。)
近年では、中小企業の経営者にとって最も近い存在であることから、数字に関するアドバイス、サポート等、中小企業のあらゆる相談の窓口として、広い範囲で活躍しています。
税理士は何をしてくれるのですか?
税理士は主に、税務申告書の作成を初めとする税務代理を行っていますが、その業務範囲は多種多様で、中小企業の支援を得意とする者、大規模法人の税務を得意とする者、相続税の申告を得意とする者、医業・建設業等の特殊業種の税務を得意とする者など、税理士によって得意とする業務が大きく異なっています。
当事務所では、独立開業支援、開院支援等の中小企業経営のための数字のサポートを得意としています。
税理士と公認会計士の違いを教えて下さい。
公認会計士は税理士となる資格を持ち、税理士登録する事により、税理士の名称を用いて税務(税理士業務)を行う事が出来ます。税理士は公認会計士試験に合格しない限り、公認会計士業務を行う事が出来ません。
相続とはどういう意味ですか?
相続とは、一般的には人が死亡する事によってその死亡した人の財産や負債が次世代に受け継がれる事を言うのですが、その死亡した人(被相続人)に最も近い人に、且つ子孫に受け継ぐ事を原則的に考えます。ただし、法律は被相続人に子がいない場合など、色々な事態を想定していて相続の順位というものを定めています。
第一順位:配偶者と子
第二順位:配偶者と親
第三順位:配偶者と兄弟姉妹
というのが大まかな順位なのですが、これ以外にもいくつもの形がありますのでその態様ごとに財産を受け継ぐ人(相続人)が決められています。